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ASUS ROG Gjallar Gaming Soundbar レビュー分析|音質・マイク・価格の評価と弱点

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【本記事の情報ソースと分析スタンス】
本記事は、ASUS JAPANの発表と国内報道による仕様・価格情報に、Tom’s Hardware、Gizmodo、GamingTrend、Gadget Pilipinasの海外レビューを照らし合わせて整理した分析記事です。筆者による実機の試聴は行っていません。評価は媒体名を明記し、筆者の見解は「管理人の見立て」に分けて書いています。国内ユーザーの口コミが集まり次第、追記します。

「ROG Gjallar Gaming Soundbar」は、ASUSのゲーミングブランドROGが初めて出したサウンドバーです。2.1.2chのDolby Atmos対応バーと6.5インチのワイヤレスサブウーファー、マイク内蔵のコントロールハブをセットにしています。国内では2026年9月25日に発売され、型番はS701 ROG GJALLAR/JP、市場想定価格は95,980円(税込)です。

海外レビューでは、デスクに収まるサイズ、豊かな低音、充実した接続性が評価される一方、内蔵マイクの品質、音の繊細さ、価格への見方が分かれています。本記事では、どの評価がどの媒体のものかを区別しながら整理します。

【まず結論】ROG Gjallarを選ぶべきか?

  • ▼ 検討に向いている用途:デスクのモニター下にHDMI 2.1対応のサウンドバーを置き、PC・ゲーム機・スマートフォンの接続を一本化したい場合。サブウーファーによる低音の迫力とDolby Atmosの空間表現を、省スペースで手に入れたい場合。
  • ▼ 他の選択肢も検討したい用途:ボイスチャットを内蔵マイクだけで済ませたい場合(海外では評価が割れていますが、Tom’s HardwareとGizmodoは厳しい評価です)。音楽や映画の繊細な表現、価格に見合う音質を最優先する場合。

Tom’s Hardwareは「サウンドバーとしては良い音だが、他の高価なゲーミングサウンドバーと大差ない」、Gizmodoは「大きな音だが繊細さに欠け、価格に見合うか疑問」という見方です。

国内発売情報と基本仕様

項目 内容
国内発売日・型番 2026年9月25日/S701 ROG GJALLAR/JP
価格 オープン価格(市場想定95,980円・税込)。発売日のヨドバシ.comの価格は106,680円(10%ポイント還元つき)。米国の価格は599.99ドル
構成 2.1.2ch、Dolby Atmos対応(サウンドバー+ワイヤレスサブウーファー+コントロールハブ)
バー本体のユニット 前向きのフルレンジ(50mm)とツイーター(27mm)各2基、天井反射用の上向きスピーカー2基
サブウーファー 6.5インチ(165mm)、出力65W、5GHzワイヤレス接続、サイドファイアリング
周波数特性 50Hz〜20kHz
サイズ・質量 バー607×92×82mm・2.4kg(付属の足を付けると前面の高さは約99mm)/サブウーファー約315×356×125mm(幅×高さ×奥行)・5.7kg/ハブ191g
接続 HDMI 2.1(入力1・出力1。出力はeARC対応、4K/120Hzパススルー)、USB-C、光デジタル、3.5mm AUX、Bluetooth 5.3、本体側面にUSB-A×2(周辺機器用)
コントロールハブ LCD付きの音量ノブ、入力切替・EQ・RGB・再生操作のボタン、AEC(音響エコーキャンセリング)対応のビームフォーミングマイクを内蔵。有線接続(USB-C、約1mの固定ケーブル)
設定ソフト Gear Link(WebツールとモバイルアプリがASUSから案内されている)。照明をほかのASUS製品と同期させるにはArmoury Crateが必要

主要な海外レビューの評価

媒体(公開日) 評価されている点 指摘されている点
Tom’s Hardware
(2026年8月24日)
サウンドバーとしては良い音。ゲームはEQ調整をすれば音の重なりが聞き取れ、Dolby Atmosによる方向感もサウンドバーとして十分。薄型のワイヤレスサブウーファー、HDMI 2.1(eARC、4K/120Hz)。 音場が限られ、中域が張り詰めて聞こえることがある。内蔵マイクは使い物にならないという評価。見た目が地味。サブウーファーの音量はソフトでしか調整できない。ハブのカスタマイズ性が低い。価格は一般的な2.1chのPC用スピーカーの2倍超。
Gizmodo
(2026年8月27日)
コンパクトな筐体で大きな音。豊かな低域。上向きスピーカーによる高さと空間。ポートの多さ。ハブのハードウェアとしての出来。 マイクはほとんど使えないという評価。価格が高い。ブロック状の外観。音は大きいが繊細さに欠ける。ドラマ視聴ではやや不明瞭。
GamingTrend Dolby Atmosによる立体的な音場。FPSで足音や銃声の方向を把握できたと報告。EQ設定次第で音楽や映画も楽しめる。マイクのノイズ除去は想定より良好。 声は少しこもる。専用のマイクとの差は明確。価格はプレミアム帯。
Gadget Pilipinas
(2026年9月)
高級感のある作り。初期状態はボーカル寄り。低音は出しゃばらず存在感がある。音の分離が良い。 マイクは声が十分伝わるが、ゲーム音をフィルターする分、クリアさは下がる。

※評価は各レビュアーの見解で、部屋・好み・使い方で変わります。数値スコアは確認できた範囲では示されていません。

評価のポイント別の整理

ゲーム音とDolby Atmos

Tom’s Hardwareは、EQ調整をしたゲームで音の重なりが聞き取れ、方向感はサウンドバーとして十分だと評価しています。Gizmodoも、『Fortnite』で環境音が周囲から聞こえたと報告しています。一方、同じGizmodoは『サイバーパンク2077』では雨音や車の通過など環境音の空間表現が物足りなかったとも書いており、ジャンルによる差があります。GamingTrendは、Atmosの立体的な音場でFPSの足音や銃声の位置を把握できたとしています。

上向きスピーカーによるAtmosは、サウンドバー単体で物理的なリアスピーカーのように後方まで回り込む音を作る方式ではありません。天井や設置位置にも左右されます。方式の違いはドルビーアトモス対応サウンドバーのおすすめで整理しています。

低音

低音の評価は媒体で温度差があります。Gizmodoはサブウーファーの大きさを背景に低域の豊かさを明確に評価し、映画のスコアの低い響きが出ると書いています。Gadget Pilipinasは出しゃばらず存在感があるとしています。Tom’s Hardwareは、音楽の低音に「ある程度のディテールと深み」があるという控えめな評価です。サブウーファーの音量は本体にボタンがなく、Gear Linkでしか調整できません。

音楽・映画・ドラマ

Tom’s Hardwareは音楽で音場が限られ、中域が張り詰めて聞こえることがあるとしています。Gizmodoは、ドラマ視聴で少し不明瞭に感じ、Bose Lifestyle Ultraと比べてクリアさに欠けると述べています。GamingTrendは、EQを合わせれば音楽や映画も楽しめるとしており、評価は割れています。音楽を主な用途にする場合は、音楽向けサウンドバーのおすすめも比較対象になります。

内蔵マイク:評価が割れている点

媒体 マイクの評価
Tom’s Hardware ゲーム音などのフィルターは機能するが、声がぼやけ、言葉が途切れる。ノイズ低減を最低にしても改善せず、切ると相手に全く聞こえなかった。ハブを正面に置いても変わらなかった。
Gizmodo エコーはなかったが、声が遠く、何度も聞き返された。チームメイトの評価は10点中4点。ハブは話者から約2フィート(約60cm)の位置だった。
GamingTrend ノイズ除去は想定より良好で、用は足りる。ただし声は少しこもり、専用マイクとの差は明確。
Gadget Pilipinas 声は十分に伝わるが、ゲーム音をフィルターする分、クリアさは下がる。

結論としては、「ヘッドセットの完全な代替」とは言えず、環境による差が大きい機能です。ゲーム機ごとの制約もあります。Gizmodoによると、HDMIでつないだゲーム機ではマイクを使えず、USB-CまたはBluetooth接続のときだけ使えます。ボイスチャットを重視するなら、別にマイクかヘッドセットを用意する前提で検討してください。

ハブとGear Link

LCD付きの音量ノブと入力切替ボタンを備えたハブは、手元で操作できる点が評価されています(Gizmodo)。一方、Tom’s Hardwareは、ボタンの割り当てを変えられないなどカスタマイズ性の低さを挙げています。Gear Linkでは、EQの作成、サブウーファー音量、高さチャンネルのアップミックスのオン/オフ、マイクのノイズ低減、スリープ設定などを調整できます。Tom’s Hardwareのレビューでは、サブウーファー音量を下げるだけでもWebツールとインターネット接続が必要な点が不便だとされています。国内の発表ではモバイルアプリにも対応するとされているので、アプリでの調整範囲は購入前に確認してください。

デザインと設置性

Tom’s HardwareとGizmodoは、外観を「地味」「ブロック状」と評価しています。デスクに収まるサイズ感は評価されていますが、バーは付属の足を付けると前面の高さが約99mmになるため、モニター下のクリアランスの確認が必要です。ハブは有線で、固定ケーブルは約1mです。サブウーファーは約5.7kgで、置き場所と電源の確保が要ります。

主な弱点・注意点

指摘 挙げている媒体
内蔵マイクの品質(強い不満) Tom’s Hardware、Gizmodo(GamingTrend、Gadget Pilipinasは許容範囲という評価)
HDMI接続のゲーム機ではマイクを使えない Gizmodo
サブウーファー音量の調整がソフト(Gear Link)のみ Tom’s Hardware
価格の高さ Tom’s Hardware、Gizmodo、GamingTrend
音場の広さ・繊細さへの不満 Tom’s Hardware、Gizmodo
見た目が地味・ブロック状 Tom’s Hardware、Gizmodo
ハブのカスタマイズ性が低い/有線で短い Tom’s Hardware、Gizmodo
照明の同期にはArmoury Crateが必要 Tom’s Hardware

価格をどう見るか

国内の市場想定価格は95,980円(税込)で、発売日のヨドバシ.comの価格は106,680円(10%ポイント還元つき)でした。米国では599.99ドルです。Tom’s Hardwareは、一般的な2.1chのPC用スピーカーの2倍超であり、ワイヤレスサブウーファーとワイヤレスのコントロールハブを備えるRazer Nommo V2 Proより約150ドル高いと比較しています。Gizmodoは、ボイスチャットの質だけを見れば、ヘッドセットのほうが安価で確実だとしています。

価格の中身(接続性、ワイヤレスサブウーファー、ハブ、マイク、RGB照明など)を、メーカーは内訳として示していません。接続の集約やデスクの省スペース化に価値を感じるかどうかが、納得感を左右します。

0円でできる改善と設置の見直し

  • EQを試す:Tom’s Hardwareは、ゲーム音をEQ調整で改善できたとしています。Gizmodoによれば、映画向けなど用途別のEQも用意されています。
  • 付属の足と高さを確認する:足を付けるとバーがわずかに上向きになりますが、前面の高さは約99mmになります。モニター下に収まるか事前に確認してください。
  • 上向きスピーカーの上を空ける:天井反射を使う方式なので、バーの上方に物を置かないようにします。
  • サブウーファーの位置とレベルを調整する:低音が強すぎる場合は、Gear Linkでレベルを下げます。置き場所によっても低音の出方が変わります。
  • マイクはハブの位置とノイズ低減を見直す:GamingTrendは、設定と位置で改善する余地があるとしています。ただしTom’s Hardwareでは、設定を変えても改善しなかったと報告されており、効果は環境によります。

ROG Gjallarが向いている人・向いていない人

向いている人

  • デスク周りの接続を一本化したい人:HDMI 2.1(4K/120Hzパススルー)、USB-C、光デジタル、Bluetoothなどで、PC・ゲーム機・スマートフォンをまとめたい人。
  • 低音の迫力と省スペースを両立したい人:モニター下にバーを置き、ワイヤレスサブウーファーを足元や横に置ける人。
  • ハブでの手元操作を重視する人:音量ノブや入力切替を手元で使いたい人。

向いていない可能性がある人

  • マイクをサウンドバーだけで済ませたい人:海外のレビューでは評価が割れており、HDMI接続のゲーム機ではそもそも使えません。
  • 音楽や映画の繊細な表現を重視する人:音場や中域の質感に注文が付いています。
  • 価格に見合う音質を最優先する人:音質だけで見ると、割高という見方があります。
  • サブウーファーを置く床面や電源を確保できない人。

管理人の見立て

私は実機を試聴していないため、以下は仕様と海外レビューに基づく見立てです。判断の軸は、①ボイスチャットを別のヘッドセットやマイクで行うか、②サブウーファーを置けるか、③HDMI 2.1を含む接続の集約が必要か、の3つです。①をヘッドセットで割り切れて、②と③が当てはまるなら、ROG Gjallarは検討に値します。逆に、内蔵マイクでの通話や、音楽の質に価格相応の期待がある場合は、他の選択肢を比べたほうが安全だと考えます。

国内で発売されたばかりで、国内ユーザーの声はまだ多くありません。発売後に設置とマイクの実際の使い勝手を確認できたら、この見立てを見直します。

よくある質問

内蔵マイクはゲーム機でも使えますか?

Gizmodoによると、HDMI接続のゲーム機ではマイクを使えず、USB-CまたはBluetooth接続のときのみ使えます。PCではUSB-C接続で使えます。

サブウーファーの音量はどこで調整しますか?

サブウーファー本体にはペアリング用のボタンしかなく、音量はGear Linkで調整します。Tom’s Hardwareは、Webツールとインターネット接続が必要だと報告しています。

国内の発売日と価格は?

2026年9月25日に発売され、市場想定価格は95,980円(税込)です。ヨドバシ.comでは発売日に106,680円(10%ポイント還元つき)でした。価格は変動するため、購入前に各ストアで確認してください。

Dolby Atmosは天井で反射させる方式ですか?

バーに上向きスピーカー2基を備え、天井の反射を使う方式です。効果は天井の高さや材質、設置位置に左右されます。選び方はサウンドバーの選び方完全ガイドで整理しています。

まとめ

ROG Gjallarは、HDMI 2.1を含む接続の集約、ワイヤレスサブウーファーによる低音、Dolby Atmosをデスクに収まる筐体にまとめたゲーミングサウンドバーです。一方、内蔵マイクは海外で評価が割れ、音の繊細さと価格への見方も分かれています。購入前には、ボイスチャットをどうするか、サブウーファーを置けるか、接続を集約したいかの3点を確認してください。小型のサウンドバーを広く比較したい場合は、小型でおすすめのサウンドバーも参考になります。

出典・参照

サウンドバー最適接続&推奨モデル診断シミュレーター

サウンドバー必要チャンネル数診断ツール

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